• 東京湾岸エリアの未来を皆で創ろう

【豊洲スマートシティ】湾岸エリア開発中の施設紹介 豊洲MiCHiの駅編

湾岸エリアは、いつもクレーンが見えて、毎日の様に景色が変わって行きます。3年も経つと景色が一変することがよくあります。その“変化”を楽しむのも、湾岸エリアで暮らす楽しみの一つでもあります。この街は、これからどの様に変わって行くのだろうか、そう眺めると楽しみがたくさんある街になります。

今回は、湾岸エリアで開発中の施設を紹介いたします。

第1弾は、豊洲6丁目で、ゆりかもめ市場前駅と繋がる、清水建設のプロジェクト「豊洲スマートシティを先導する次世代型交通結節点「豊洲MiCHiの駅」」になります。

筆者撮影

清水建設の発表によると

“清水建設(株)<社長 井上和幸>は、2021年秋の開業に向け開発を進めている「(仮称)豊洲六丁目4-2・3街区プロジェクト」(東京都江東区)の開発街区内に、交通結節、来街者の憩い・休憩、情報発信、災害時対応の各機能を備えた日本初の“都市型道の駅”「豊洲MiCHiの駅」を整備します。併せて、当施設のオープンスペースを、次世代モビリティによる移動・物流サービスなど、最先端テクノロジーを活用した新規サービス事業の検証・実装の場として利用し、他企業とも連携しながら、豊洲エリアの新たな賑わいや価値づくり、新規ビジネスの創出につなげていく考えです。

豊洲六丁目4-2・3街区プロジェクトは、大規模賃貸オフィスビルと豊洲エリア最大規模のホテルを核とする総延床面積約12万m2の複合開発計画です。計画地は、東京臨海新交通臨海線(ゆりかもめ)「市場前」駅と隣接し、オフィス棟とホテル棟の間に設ける交通広場には、都心と接続する東京BRT(バス高速輸送システム)、羽田・成田空港と接続する高速バスが乗り入れる予定です。”

https://www.shimz.co.jp/company/about/news-release/2020/2019055.html

本プロジェクトは、2棟から構成されており、オフィス棟とホテル棟となります。オフィス棟は、高さ74m、12階建てとなり、2021年3月完成予定となっています。

ホテル棟は、高さ70m、14階建てとなり、2021年8月完成予定とこちらの方が少し遅い完成となっています。東京オリンピックが2021年7月開会式ですので、少しオープンが早まることもあるのかもしれません。ホテルは、共立メンテナンスのラビスタが予定されています。クチコミサイトで北海道1位&全国2位を獲得した朝食バイキングで知られる、ラビスタ函館ベイも運営しており、海鮮と夜景の共通点がある、同ホテルの運営も大変楽しみです。

また、現地のフェンスには、当プロジェクトのコンセプトとして、

「そのコンセプトは、TOYOSU BREATHE CAMPUS いま、光、風、緑と憩え、自分らしく、自然体でいられる水辺のセンターコアから「次世代のためのワークスタイル」が広がっていきます。これからの新しい働き方が、ここからはじまる。誰もが都市と自然と次代を呼吸する、「MEBKS TOYOSU(メブスク豊洲)」誕生。」

とあります。豊洲駅前のベイサイドクロスもワークスタイルをコンセプトにしていますが、オフィスも変化していくのでしょうね。特に「都市と自然と次代」は、まさに豊洲を象徴する言葉だな、と感心致しました。

オフィスの図面を見てみると、真ん中が吹き抜けで、オフィスには珍しく、バルコニーがあるようです。また、吹き抜けエリアには、コラボレーションスペースもあり、入居する企業同士の交流スペースも用意されている様です。

イメージ図を見る限り、吹き抜け部分にエスカレーターがある、珍しい設計となっています。

1階は、植栽だけでなく、キッチンカーも誘致し、新しいオフィス提案をする様です。特に勝どき~晴海~豊洲は、新型コロナウィルスの影響でオフィスから高層マンションへキッチンカーも移動して来ていますので、シナジー効果があるのかもしれません。

豊洲6丁目は、まだ暫定施設、建設中の施設が多くありますが、発展が楽しみなエリアとなります。

コメント一覧

2021年の湾岸エリアのシナリオを予想してみます!!2021年湾岸エリアの開発計画のまとめと共に | 湾岸の未来2020-12-30 12:14 /

[…] 【豊洲スマートシティ】湾岸エリア開発中の施設紹介 豊洲MiCHiの駅編 […]

豊洲市場の賑わい創出に向けて、ゆりかもめ市場前駅正面に案内標識が新設されます! | 湾岸の未来2021-02-23 11:45 /

[…] 【豊洲スマートシティ】湾岸エリア開発中の施設紹介 豊洲MiCHiの駅編 […]