三井住友カードおよびＳＭＢＣファイナンスサービス（旧セディナ）の豊洲移転の詳細について
- 湾岸の未来を創る会 事務局
- 2021-03-17
3月12日に三井住友フィナンシャルグループおよび三井住友カード、ＳＭＢＣファイナンスサービス（旧セディナ）より、ＳＭＢＣ豊洲ビルへの4月移転が発表されています。新しく分かったこともありますので、お知らせいたします。
今回、ＳＭＢＣ豊洲ビルに入居するのは、
| 現東京本社 | 移転予定 | |
| 三井住友カード | 汐留 | 2021年4月上旬～5月 |
| SMBCファイナンスサービス （旧：セディナ） | 品川 | |
| SMBCコンシューマーファイナンス （旧：プロミス） | 銀座 | 2021年度下期 |
となります。
■目的
SMBCグループの決済・コンシューマーファイナンスビジネス拠点として、3社の本社機能を集約し、シームレスな環境で場や知識を共有することで生まれるシナジー効果を、最大限活かし、グループ一体運営を更に深化させ、今後より一層充実したサービスをお客様に提供すること。
＜SMBC豊洲ビルのコンセプト＞
海に臨み、日々進化を遂げる豊洲エリアにおいて、時代の変化を受信し新たなビジネスを発信するプラットフォーム。場所の持つポテンシャルを最大限に引き出すため、「Office of Ocean」をコンセプトに、従来のヒエラルキーを解放しボーダーレスでフレキシブルな空間とすることで、場所や時間を自由に選択する働き方を促進し、会社間や社員間の垣根を取り払う事で、より活発で横断的なコミュニケーションを誘発する。
ビルの外観などはこちら
SMBCファイナンスサービスは旧セディナ、SMBCコンシューマーファイナンスは旧プロミスと、三井住友フィナンシャルグループが買収した会社ですので、三井住友カードを中心に豊洲に集約し、今後、グループ内の再編を視野に入れているのかもしれません。
今回は、フロア構成も発表されていました。
気になったこととしては、
・「カフェエリア」＝社員食堂がありました。会社によっては、社員以外の地域住民の利用もOKとする会社もありますので、三井住友カードが地元住民に開放してくれないかな？と期待しました。
・「銀行店舗」の記載があり、当然、三井住友銀行だと思いますので、センタービルB1の出張所は、こちらに移転するのだと思われます。
・「とよすと」さんが、SMBC豊洲ビル内にセブンイレブンが入ると記事にされていましたが、このフロア図を見ると、同社の従業員用で、セキュリティがある従業員フロア内の可能性が高そうです。一般利用出来ないのは残念です。
オフィスのイメージも出ていました。
オシャレなオフィスで、会社間や社員間の交流も目的にしている様ですので、交流しやすいスペースがたくさんあります。
三井住友カードは、豊洲スマートシティ連絡会にも参加していますので、ぜひ、「地元」豊洲でも存在感のあるキャッシュレス事業を展開して欲しいです。同社のプレス発表の中でも「日々進化を遂げる豊洲エリア」と記載があり、とても嬉しい表現と思いました。
ベイサイドクロスの入居企業とともに三井住友カードも豊洲に来ると、働くところ、住むところ、遊ぶところ、学ぶところと、様々な機能がある豊洲の街がさらに魅力的になりますね。
■三井住友フィナンシャルグループの「SMBCグループの決済・コンシューマーファイナンスビジネス拠点として豊洲ビル開業のお知らせ」
https://www.smfg.co.jp/news/j110303_01.html
■三井住友カード、SMBCファイナンスサービスの「東京本社の移転について」
https://www.smbc-fs.co.jp/company/news/pdf/210312.pdf