豊洲駅前のオフィス・商業施設・ホテルが揃う豊洲エリア最大の再開発プロジェクトである、豊洲ベイサイドクロスは、2020年4月(ららぽーと3は6月)に開業していましたが、一体開発の一角であるB棟のSMB豊洲ビルも2020年春(4月頃?)に開業し、三井住友カードの本社が移転してきます。
■SMBC豊洲ビルの概要
住所 | 東京都江東区豊洲二丁目2番31号 SMBC 豊洲ビル |
竣工年月 | 2020年10月 |
延床面積 | 72,590m² |
構造 | 鉄骨造 |
規模 | 地上24階地下1階塔屋2階 |
空調方式 | 地域熱供給熱源による個別対応空調 |
駐車場台数 | 123台(内 機械式112台、平面11台) |
豊洲駅前の一体開発は、3棟全てを三井不動産が開発するのだと思っていましたが、どうやらC棟は「豊洲ベイサイドクロスタワー」に含まず、別の様です。
上記の写真で見ると、確かにA棟とC棟は、「豊洲ベイサイドクロスタワー」の範囲で、B棟は隣接しているものの異なる様です。
三井住友フィナンシャルグループは、グループ内のコンシュマーファイナンスを担当するグループ会社の再編を行っており、
年 | 内容 |
2019年4月 | 三井住友フィナンシャルグループ(SMFG)が三井住友カードの全株式をNTTドコモより取得し 100%子会社化 |
2020年7月 | セディナとSMBCファイナンスサービスが合併し、SMBCファイナンスサービスへ |
2021年4月? | 三井住友カード(本社:汐留)、SMBCファイナンスサービス(東京本部:港南)が一体となった事業運営を行うために、豊洲に集約・移転 |
を予定しています。
筆者が数年前に同社の関係者から聞いた話では、「SMBC豊洲ビルに三井住友銀行?三井住友カード?も出資?持分を保有?している」と聞きました。いずれにしても、三井住友カードが本社ビルを移転してきますので、今後の湾岸エリアで同社が存在感を示すようなイベントやサービス提供がされると、湾岸エリアの活性化にも繋がるので、期待したいです。
2021年1月現在で、外観は既に出来上がっています。
ビル上部の「SMBC」のマークが目立ち、夜には点灯もします。 SMBCビルは、ららぽーととも2階デッキで接続していますが、残念ながら直接ららぽーと内に入ることは出来ず、階段またはエレベーターで1階に降り、フードコートの入り口からららぽーと施設内に入ることになります。この動線は、雨の日等は屋根がないこともあり、残念です。
ビル管理は、三井不動産ではなく、住商ビルマネージメントが行う予定の様です。同社のHPに運営管理ビルの一覧に記載がありました。
https://www.sumisho-bm.co.jp/m_b/tokyo_other/%E8%B1%8A%E6%B4%B2%E3%83%93%E3%83%AB/
24階のフロアを三井住友カードが使用する様ですので、数千人の方が、新しく豊洲で勤務することになります。ようこそ、豊洲へ!
SMBC豊洲ビルは、豊洲ベイサイドクロスタワーより西に位置し、道路を挟むと豊洲公園になりますので、レインボーブリッジが望める抜群の眺望になります。
春や秋の、晴れた日には豊洲公園でランチを楽しむことも出来るので、新しいビルで勤務できる環境が羨ましいですね。
現在、ららぽーと豊洲のクレジットカードはセゾン、三井不動産のマンションで管理費が支払えるのもセゾン、ビバホームのクレジットカードはジャックスですが、地元になる三井住友カードによる湾岸エリアのキャッシュレス決済の推進に期待したいです。
豊洲ベイサイドクロス前の看板は、今は野村證券のみですが、空きが3箇所ありますので、早く埋まって欲しい物です。
三井住友カードおよびSMBCファイナンスサービス(旧セディナ)の豊洲移転の詳細について | 湾岸の未来2021-03-17 21:30 /
[…] 2021年春に三井住友カードが、SMBC豊洲ビルに本社を引っ越してきます […]