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豊洲市場は、”食の流通を止めない”ために、頑張っています!

新型コロナウィルスの影響で、最も影響を受けた産業の中に、「外食」と「観光」があります。
主に飲食店へ食材を供給している、「都民の台所」である世界最大の豊洲市場も大きな影響を受けています。

下記は、豊洲市場の水産の月間取扱金額の前年比になります。

出典:東京都中央卸売市場の市場統計情報(月報)から筆者が作成

2020年2月までは、前年と変わらない取扱金額であったものの、緊急事態宣言が発令(東京都は4/7~5/25)された期間は、4月が前年比▲33%、5月が▲22%と大きくマイナスとなっています。
豊洲市場が扱う水産品は、飲食店向けの高級鮮魚が多く、飲食店の休業や営業時間短縮の影響を大きく受けています。

大きな流れとして、卸売市場を取り巻く環境は、厳しいものがあります。ここ10年の推移として、卸売市場を経由する流通比率は年々下がっており、魚の消費量の低下と伴って、豊洲市場の取扱高も減少傾向となっています。その中での新型コロナウィルスによる影響は、豊洲市場関連の事業者の経営に大きな影響を与えています。

出典:公益財団法人流通経済研究所

それでも、様々な取り組みをされ、食の流通を止めない様に頑張っている、豊洲市場で働く方々を応援する為に、本プロジェクトもクラウドファンディングを計画しています。本格的に始動しましたら、あらためてご案内致します。